博多ラーメンのデカ盛りに挑戦しよう!

博多ラーメンは、こってりと濃厚なとんこつスープに、ストレートの麺が入っているタイプのラーメンで、古くからファンの多いラーメンです。その博多ラーメンに、デカ盛りがあるというのを知っているでしょうか。このデカ盛りが、ネットなどを通じて密かにブームとなっています。

博多ラーメンの名物、デカ盛りについて紹介しましょう。

博多ラーメンとは

博多ラーメンは全国にも知られている、昔ながらのラーメンです。その特徴は、豚骨を強火で煮だした豚骨スープにあります。そのため、スープは白濁していて、ゼラチン独特のぬめりも感じさせます。

スープによっては臭いが強く、そのため博多ラーメンが苦手という人もいれば、その匂いが博多ラーメンの特徴だという人もいます。

麺は、基本的に細めのストレート麺です。スープにからみながらもあっさりとしていること、食べやすいことがその理由だと考えられます。具材はそれほど多くなく、ネギやチャーシューといった程度です。ただ、臭み消しに紅ショウガを加える人がいるのも、博多ラーメンの特徴です。

博多ラーメンは、福岡を中心に九州では広く食べられています。また、博多ラーメンといえば、屋台で食べるというイメージもあるでしょう。実際に、福岡の天神には、美味しい博多ラーメンを出す人気の屋台が軒を連ねており、福岡の人気観光スポットでもあります。

屋台で飲み終わったあと、締めでラーメンを食べて帰る人も多いようです。博多ラーメンがどのように生まれたのかは明確ではありませんが、戦後より長い間地元に親しまれてきました。さらに、博多ラーメンを発展させたタイプのラーメンが、全国的にも人気を集めるようになりました。

その後、博多ラーメンは全国区になり、現在では地方や首都圏にも博多ラーメンを提供するお店が数多くあります。

博多ラーメンの麺

博多ラーメンは、麺にもさまざまな工夫が凝らされるようになりました。その特徴が、「バリカタ」「カタ」「やわ」「バリやわ」という種類の麺です。これは、茹でる時間の長さで、柔らかさやコシを指定する目安のことです。

博多ラーメンの麺は細くてストレートなので、柔らかさやコシによって食べ応えが大きく異なってきます。噛み応えを追求するなら「バリカタ」「カタ」を選び、スープとの相性を選ぶなら「やわ」「バリやわ」を選ぶのが一般的です。

博多ラーメンの麺は茹でたあと、すぐに伸びてしまうので、「カタ」が比較的人気のようです。ちなみに、メガ盛りに挑戦するなら、カタを選んでください。そして、ラーメンの「カタ」をより楽しんでもらうために開発されたのが、替え玉というシステムです。

博多ラーメンは、もともと替え玉というものがあります。替え玉とは、すでにあるスープの中に、新しくラーメンを注文して、追加してもらうものです。言わば、麺の「おかわり」と言えるでしょう。そうすることで、のびることなく博多ラーメンを楽しむことができます。

また、博多ラーメンはスープがこってりとしていますが、麺自体は細くてそれほどボリュームがありません。そのため、立ち食い専門の博多ラーメンもあり、朝から食べる人もいるようです。

その食べやすさから、麺が一玉では物足りない人のために提供されるようになったのが、替え玉です。

デカ盛りが登場した理由 その1

博多ラーメンのお店の中には、ボリューム満点のデカ盛りを提供するお店もあります。そうしたデカ盛りが登場した理由は、大きく分けて二つ考えることができるのではないでしょうか。一つは、もともと替え玉が人気なように、博多ラーメンはおかわりをして食べる人が多いラーメンです。

そのため、最初からラーメン自体をデカ盛りにして、ボリューム満点のラーメンを食べたいという人のために、デカ盛りが始められたと考えられます。この場合、替え玉と異なり、好きな量を調節できるのが特徴です。

デカ盛りが登場した理由 その2

もう一つは、博多ならではの理由になります。博多は学生や若者が多く、若者の街としても発展してきました。戦後から、彼等に安くてボリュームのある食べ物を提供する店が増えてきましたが、現在でも、学生や若者に向けて彼等に向けて安価でボリューム満点のデカ盛りメニューを提供するお店が多くあります。

例えば、カレー屋、トンカツ屋、からあげなどさまざまです。若者が安い値段でたっぷり食べられるようにとする食文化は、福岡ならではのものと言えるでしょう。その中で、ラーメンのデカ盛りを提供するお店も増えてきたということが考えられます。

ただし、一口に博多ラーメンのデカ盛りと言っても、単に麺を増やすだけでなく、例えば具材などを増やして、それをデカ盛りとして提供されることがあるのも博多ラーメンの特徴です。

博多ラーメンのデカ盛りを完食しよう

博多ラーメンのデカ盛りはさまざまなお店が提供していますが、選ぶポイントはスープの味です。全体的な味を決定するので、好きなスープを提供する店でデカ盛りに挑戦しましょう。博多ラーメンのデカ盛りは、一般的に三つから四つの麺が使われていて、通常の三、四倍のボリュームがあります。

お店によっては、制限時間内に完食すると割引券がもらえたりするなどの特典があるところも少なくありません。また、中には総重量が3キロになる博多ラーメンのデカ盛りを提供するお店もあります。それでも、博多ラーメンのデカ盛りは麺自体のボリュームが少なく、するっと食べることができるので、完食する方もいるようです。

ちなみに、ボリュームのある博多ラーメンのデカ盛りを食べるなら、まずは麺を先に食べてしまうことがポイントです。スープに比べて、あまりボリュームが多くはない麺を完食すると、成功への近道になります。とは言え、途中で飽きてしまうこともあるかもしれません。

その時にポイントになるのが、トッピングです。博多ラーメンの中には、机の上に紅ショウガや、高菜漬けを置いている店も少なくありません。これは、豚骨独特の臭みをやわらげて、食べやすくするためのものです。トッピングは自由なので、食べ飽きてきたら追加をしてみましょう。

途中でトッピングを追加する方法は、野菜などの具材をデカ盛りしたタイプのものでも有効です。そして、麺を食べ終わったら、改めてスープを楽しんでください。豚骨スープならではの、コクと甘みのあるスープが口にいっぱい広がります。

博多ラーメンはのデカ盛りは若者や学生向けに、安くてボリュームのある食事を提供しようとする、福岡ならではのグルメだと言えるでしょう。